’22.5.3
ハスカップのお話。
旅先で出会う新しい発見のように、
産地と素材のよさをお届けします。
gelatripでは、農家さんとの関わりを大切にしております。
「素材のよさ」は、土地や気候、品種、生産技術などさまざまな要因と、
つくる「人」のおかげです。
食材の仕入れの際に、農家さんとお話をするのもひとつの楽しみ。
前回の「ブルーベリーのお話。」に引き続き、
星野果樹園のハスカップのお話です。
品種のお話。
ブルーベリーがアメリカ生まれの品種である一方、
ハスカップは北海道に自生する野生種がもとになっています。
先人たちが野生のハスカップを掘り起こして、埋めて、交配して……
年月を経て、現在栽培している形にしていったそうです。
星野果樹園で使用している品種は、
ブルーベリーのような品種名ではなく、
たとえば、千歳で見つかった品種は「千歳6号」「千歳8号」のように、
場所と数字からなる品種名がつけられています。
おいしさと機能性のお話。
ハスカップは、そのままでは酸味が強く、野性味のある果実です。
ブルーベリーと似ているように見えますが、大きな違いとして高い機能性が挙げられます。
ビタミンCや鉄分、アントシアニンが豊富で、「不老長寿の果実」と呼ばれることがあります。
酸っぱいハスカップは、加熱することによって独特の風味とコクが引き出されます。
目にも鮮やかなピューレは、まろやかなミルクジェラートに相性抜群。
北海道ならではの味。「旅先で出会う新しい発見」にぴったり。